【予告】生産技術振興協会・日本WHO協会ジョイントセミナー(ZOOM使用)

関西グローバルヘルスの集い (YouTubeでのライブ配信)

テーマ:新型コロナウイルス病(COVID-19)と持続可能な開発目標(SDGs)


生産技術振興協会は日本WHO協会・関西グローバルヘルスの集いとの共催で、 新型コロナウィルス(COVID-19)と持続可能な開発目標(SDGs)について考えるオンラインセミナーを 3回にわたって(5月・6月・7月)開催します!
■第1回 5月13日(水)18:30〜 「すべての人に健康と福祉を!」
■第2回 6月3日(水)18:30〜 「誰ひとりとり残されない!」
■第3回 7月1日(水)18:30〜(予定)「持続可能な共生をめざして!」

関西グローバルヘルスの集い(生産技術振興協会・日本WHO協会とのジョイントセミナー)
テーマ:新型コロナウィルス病(COVID-19)と持続可能な開発目標(SDGs)
    〜世界の景色が一変したなかで明日への持続可能性の道を探る〜


第2回 誰ひとりとり残されない! 【チラシ】
■参加申込はこちら! (締切:6月1日(月)深夜24時)

【開催概要】
●テーマ:「誰ひとりとり残されない!」 司会:柳澤沙也子 氏(甲南女子大学)

「誰ひとりとり残されない! SDGsの理念はいまどこに?」
  講師:安田直史 氏(近畿大学)

「日本で暮らす外国人のいま」
  講師:小島祥美 氏(愛知淑徳大学)

「シンガポールの外国人労働者」
  講師:林 啓一 氏(ラッフルズクリニック)

「イギリスの新型コロナウイルス対策」
  講師:松村成一 氏(ロンドン医療センター:ロンドン)

「厳格な抑え込みに成功した香港」
  講師:伊原鉄二郎 氏(ロンドン医療センター:香港診療所)

ミニ・パネルディスカッション 司会:中村安秀理事長(日本WHO協会)
 <討議内容>
 21世紀は移民の世紀といわれる。世界中のどの国も、他国で生まれ移住してきた人々が産業に従事することで、社会が成り立っていた。
  (1)SDGsアプローチの新局面
   新型コロナウイルス感染による国境閉鎖、都市封鎖のなかで、外国人労働者の居住環境や貧困格差により、
   感染の危険にさらされている。移民、外国人労働者、留学生に対するSDGsの「だれひとり取り残さない」
   アプローチは今後どのように変わるのか?
  (2)日本の新型コロナウイルス感染対策に対する示唆
   新型コロナウイルス感染対策は、一国だけで完結できるはずがない。海外にいるから見えてくるもの、
   外国人の暮らしに寄り添っているから見えてくるものを語っていただく。

【日時】
●2020年6月3日(水)18:30〜20:00


【オンライン参加について】
※ 本セミナーはオンライン(ZOOMを使用)で開催します。
※ 現在申込み受付の準備中です。準備が整いましたら改めてお知らせいたします。
※ 申込者多数の場合、ZOOMでの参加は日本WHO協会および生産技術振興協会の会員を優先いたします。
※ YouTubeでのライブ配信も予定しています。ご登録いただいた皆さまには、YouTubeへのリンクをお知らせしますので、
  そちらでの視聴が可能です。


【内容のお問い合わせ】
関西グローバルヘルスの集い運営委員:kansai.gh.tsudoi@gmail.com

【申し込みお問い合わせ】
(一社)生産技術振興協会・(公社)日本WHO協会
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所内 総務担当執行理事 巽昭夫
FAX:06-6944-0605



第1回 すべての人に健康と福祉を!
【開催趣旨】
 新型コロナウィルスが蔓延する前と後では、世界の景色が激変してしまいました。1998年にピュリツアー賞を受賞した『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイヤモンド)には「家畜がくれた死の贈り物」という章があり、 病原菌が人類史上で果たした役割について鋭い分析が行われています。新型コロナウィルスの病原性そのものは、過去のペスト、コレラ、スペイン風邪と比較しても、最近のエボラ、SARS、鳥インフルエンザと比較しても、 決して高いものではありません。しかし、たったひとつの新しい感染症が世界の人々の活動を止め、経済全体に与えた影響の大きさは計り知れません。
 高度医療を提供してきた、イタリア、スペイン、ニューヨークでの医療崩壊の現状は衝撃でした。「持続可能な開発目標(SDGs)」の医療分野での最大のトピックのひとつが、ユニバーサル・ヘルス・カバレージ(UHC)です。 マスク、手指用アルコール剤、医療用防護服といった基本的な医療消耗剤が十分に提供されず、人工呼吸器が不足して動物用の呼吸器を転用せざるを得ない事態に直面しています。こうした先進諸国においても、感染症の猛威の 前に、UHCが簡単に破綻したことは驚きでした。
 感染症に国境はありません。欧米先進諸国の現状は、明日の日本の姿を映し出す鏡です。また、新型コロナウィルス病は、自国だけで解決できる感染症ではありません。今後の感染の広がりが懸念されている南アジア、アフリカなど において爆発的な感染がおこれば、何千万人という人が亡くなる事態も考えられます。手を洗う水が十分になく、マスクや消毒液の供給ができず、検査できる医療施設から遠く離れた地域の多い国々でどのような予防や治療ができる でしょうか。長年にわたり、プライマリヘルスケア(PHC)の着実な実践をすすめてきた国際保健医療協力の真価が問われています。
 1918年から1920年まで世界を席巻し、3年間で数千万人の死者をだしたというスペイン風邪からほぼ100年が経過しました。私たちは、ウイルスの遺伝子配列を解析し検査や医薬品を製造する技術を身につけ、インターネットなど を通じて世界の感染情報を即時に知ることができるようになりました。しかし、残念ながら、どのように新型コロナウィルス病が広がっていき、やがてどのように終焉するのか、将来は人類と共生することになるのか、そうした予測 はまだ立ちません。過去の経験に学び、科学の英知を集め、適切で賢明な政治判断を行うことは喫緊の課題です。新しい感染症とのつきあいのなかで、私たちに残された時間は限りなく少ないのです。(by 中村安秀 日本WHO協会理事長)

【プログラム】
新型コロナウィルス病の正体とは?
  講師:白野 倫徳 氏(大阪市立総合医療センター)

COVID-19が持続可能な開発目標(SDGs)の大転換を迫る
  講師:中村 安秀 氏(日本WHO協会理事長)

ミニ・パネルディスカッション

【日時】
●2020年5月13日(水)18:30〜20:00


【オンライン参加について】
※ 本セミナーはオンライン(ZOOMを使用)で開催します。
※ 現在申込み受付の準備中です。準備が整いましたら改めてお知らせいたします。
※ 申込者多数の場合、ZOOMでの参加は日本WHO協会および生産技術振興協会の会員を優先いたします。
※ YouTubeでのライブ配信も予定しています。ご登録いただいた皆さまには、YouTubeへのリンクをお知らせしますので、
  そちらでの視聴が可能です。

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