主催 (社)生産技術振興協会 共催 (社)大阪大学工業会、(社)日本生物工学会関西支部、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
NPO法人エコデザインネットワーク後援 NEDO、近畿経済産業局、大阪商工会議所
- 日時 :平成22年11月10日(水)10:00〜17:00
<定員75名になり次第締め切ります>
- 会場 :島津マルチホール(阪急ターミナルビル 14階)
- 会費 :会員・一般¥3,000円、学生・研究者¥1,000円、名誉教授 ご招待
- 申込先:(社)生産技術振興協会 事務局
バイオマス活用の概説 | ||||
奈良先端科学技術大学院大学 副学長 新名惇彦 氏 | ||||
化石資源からの脱却に向けて、再生可能エネルギーの中でのバイオマスの位置づけ、世界・日本の バイオバスバイオマス賦存量と年間生産量、利用形態、今後必要な技術開発 |
バイオエタノール | ||||
神戸大学大学院工学研究科 教授 近藤昭彦 氏 | ||||
輸送用燃料としてのエタノール、エタノール生産の原料(サトウキビ、デンプン、セルロース系バイオマス)、 前処理・発酵・濃縮脱水技術の現状と課題、ETBE、副産物の活用、世界・日本の生産量・価格の目標値 |
バイオディーゼル | ||||
大阪大学大学院工学研究科 教授 福井希一 氏 | ||||
バイオディーゼルとは、その意義は、原料の油糧作物の世界と日本の状況、世界で注目されている新規油糧作物 ヤトロファとは、ヤトロファのゲノム解析から期待されるもの、世界・日本のバイオディーゼルの生産量・価格の目標値、今後の技術開発 |
バイオプラスチックバイオマスプラスチックの現状と課題−ポリ乳酸を中心に− | ||||
ユニチカ(株)中央研究所 研究開発グループ 上田一恵 氏 | ||||
バイオマス由来のプラスチック生産が始まっているが、現在最も広く使われているポリ乳 酸であっても、種々の課題を抱えている。講演では、まず現在ポリ乳酸が用いられている 商品の紹介を行う。続いて、課題である耐熱性・耐久性・加工性などの技術課題への取り 組み・技術開発動向・その結果広がった応用分野などについて発表する。 |
環境浄化とバイオマスの有効利用 | ||||
大阪大学大学院工学研究科 教授 池 道彦 氏 | ||||
バイオマスからの資源生産への期待は大きいが、真の市場性という視点から見れば、 実用化へ向けて更なるコスト削減や付加価値の賦与が求められている。本講演では、環境保全との相乗的な 便益を達成することにより、バイオマスからの資源生産の価値を高め、無理のない市場を獲得していくため のアプローチの一つとして、水生植物による水質浄化技術、植物の利用、副産物の植物バイオマスの活用、将来展望 |
森林バイオマスの活用 | ||||
中外炉工業(株)バイオマスグループ長 笹内謙一 氏 | ||||
再生可能エネルギーの一つとして未利用バイオマスの利用が脚光を浴びている。 ここでは特に高い効率でエネルギー化が可能な熱分解ガス化の技術について、適用できるバイオマスと 各種ガス化炉とその利用の現状、ガス化技術のキーファクター、発電利用の実際と課題について解説する。 |